日本のEC市場規模は15兆円 旅行系が3兆393億円 越境ECも急拡大!

旅行系の国内ネット取引きが3兆393億円に拡大、日本のEC市場規模は15兆円台に、飲食・美容分野も急伸 ―経済産業省
(トラベルボイス 2017年4月26日)
https://www.travelvoice.jp/20170426-87796


2016年の国内の消費者向けEC市場は前年比9.9%増の15.1兆円。旅行関連のEC取引は3兆円、飲食・美容予約が成長している。
越境EC市場をみると、中国と米国が日本の業者から購入した額は前年比23.9%増の1兆6522億円。そのうち中国が日本から購入した額は1兆366億円(30.3%増)、米国による購入は6156億円(14.4%増)だという。
爆買いが越境ECに流れたことを裏付けており、越境ECに参入する日本企業も増えてきている。
今後、越境ECの分野からは目が離せない。


【ポイント】
経済産業省が、日本の電子商取引(EC)市場と日・米・中3か国間の越境EC市場に関する動向をとりまとめた。

2016年の国内の消費者向けEC(BtoC-EC)市場規模は前年比9.9%増の15.1兆円に成長。
商取引に対するEC市場の割合を示す「EC化率」は、BtoC-ECで0.68ポイント増の5.43%となった。
旅行関連のEC取引は3兆円に、飲食・美容予約が引き続き成長。
物販系が前年比10.6%増で8兆43億円、サービス分野が9.2%増の5兆3532億円、デジタル分野が8.9%増の1兆7782億円。サービス分野では旅行関連が5.4%増で3兆393億円を占める。
飲食サービスは38.4%増の3292億円、理美容サービスは34.7%増の3261億円と大きな伸びを記録した。

旅行分野のEC活用度が高いのは、ネット専用の旅行業者(OTA)や大手旅行会社を通じた旅行のネット予約が浸透、航空チケット予約市場が拡大したことが背景にある。
飲食サービスでは、ネット予約が可能な店舗数が急増。
理美容サービスは利用頻度や一回あたりの利用単価には変動がみられないものの、店舗側の予約対応する流れが加速。

スマートフォン利用によるBtoC-EC(物販)の市場規模は、前年比28.7%増の2兆5559億円。市場全体(8兆43億円)の31.9%を占めた。

越境EC市場をみると、中国と米国が日本の業者から購入した額は前年比23.9%増の1兆6522億円。
そのうち中国が日本から購入した額は1兆366億円(30.3%増)、米国による購入は6156億円(14.4%増)だった。

日本の消費者が中国・米国の業者から購入した金額は合計2396億円(前年比7.5%増)。
そのうち米国からの購入が2170億を占め、中国からの購入は226億円にどどまっている。

この調査は、「平成28年度我が国経済社会の情報化・サービス化に係る基盤整備(電子商取引に関する市場調査)」としてとりまとめられたもの。
「平成 28 年度我が国経済社会の情報化・サービス化に係る基盤整備(電子商取引に関する市場調査)」報告書
http://www.meti.go.jp/press/2017/04/20170424001/20170424001-2.pdf