SNS投稿から見える訪日旅行の不満、ネガティブ投稿トップは”公共交通”!

SNS投稿から視えた訪日旅行の不満、ネガティブ投稿トップは「公共交通」、高料金や移動の難しさなど

(トラベルボイス 2017年5月1日)
https://www.travelvoice.jp/20170501-88083
訪日旅行に関する不満は、やはり公共交通に関するものが最も多かった。
「交通費が高い」が一番であり、周遊パスや交通系ICカードの利便性について、分かりやすい説明が求められるようだ。
関空のインフォメーションセンターでも、種類が多い交通パスに混乱をきたし、自分の旅行プランにあった交通パスの案内が最も多いという。
乗り換えの案内やインフォメーションなど、まだ利便性の向上を図れる点はある。
Wi-Fi環境に関する不満もまだまだ多いようだ。
【ポイント】
観光庁が、海外5か国(中国、台湾、香港、観光、米国)を対象に、訪日旅行受け入れ環境に関するSNS投稿分析をおこなった。

最も多く話題に挙がった内容は「公共交通」関連。次いで「通信環境」、「多言語表示・コミュニケーション」、「宿泊」と続いた。
公共交通に関する76万5999件のうち、3.7%を占める2万8156件が不満を伝えるネガティブな内容だった。
「日本の交通費がこんなに高いと思わなかった」「タクシー2キロで1000円は高い」など、高い料金に言及するものが半数近く。
「交通費が高いので、周遊パスを利用した方が良い」「PASMO/Suicaは関西でも使えます」など、周遊パスや交通系ICカードの利便性に言及。
「鉄道の仕組みはすばらしいが、迷わずに乗車するのは難しい」「乗換アプリは入力方法がよくわからない」「同じような駅名の駅がたくさんあって、初めての旅行者は混乱する」など、移動中の混乱に関する内容も多数見られた。

通信環境に関する67万5133件のうち、「韓国とは違い、Wi-Fi環境が良くない。見つけることも難しいし、 Wi-Fiエリアも非常に狭い」「日本の伝統的なホテルなのでWi-Fiがなかった」といったWi-Fiスポットに関するものが多数確認された。
「空港のSIMカードは値段が高く、通信容量も少ないので諦めた」「ローミングをすると、一日約1,000円もスマホ使用料金がかかってしまう」といった不満も散見された。

多言語・コミュニケーションに関する55万8998件のうち、「日本人は英語が苦手ですから、英語が喋れる人でも翻訳系のアプリをダウンロードした方がよい(中国)」「駅名が非常に長い音節から構成されるので難しい(米国)」「日本の地図は電車と地下鉄の路線図を強調していて見づらい(韓国」といった不満が見られた。


この調査は、夏期(2016年7月1日~8月31日)と冬期(2017年1月1日~2月28日)に実施されたもの。
分析対象データは、各国の主要SNSやQAサイトを通じて各サービスの規約を順守しつつ入手した。