京都市の観光消費額が1兆円超え、外国人宿泊者数は過去最高!

京都市の観光消費額が1兆円超え、外国人宿泊者数は過去最高、無許可民泊は推計110万人 ―2016年度調査

(トラベルボイス 2017年6月24日)
https://www.travelvoice.jp/20170624-91760
京都市の観光客は前年の5,684万人から5,522万人に減少したが、観光消費額は前年比11.9%増の1兆862億円で過去最高となった。
日本人日帰り客が4,156万人から3,764万人に減少したという。
身近な関西からの観光客が減る現象は警鐘と受け止めなければならない。

【ポイント】
京都市の観光消費額は前年比11.9%増の1兆862億円で過去最高となった。
日本人観光客一人あたりの観光消費単価は、2015年の1万7,073円から1万9,669円に増加、過去最高。
観光客数は前年の5,684万人から5,522万人に減少。
日本人日帰り客が4,156万人から3,764万人に減少したことによるもの。
宿泊者数は同3.9%増の1,415万人。日本人宿泊客数は1,097万人、外国人宿泊客数は318万人。
外国人の日帰り客も前年の166万人から343万人と大幅に増加した。

無許可民泊などのため補足できない宿泊者数が増加しており、その数は110万人程度と推計している。
京都市では、住宅宿泊事業法(民泊新法)を踏まえて、京都ルールを独自に制定し、無許可民泊施設の対応を強化していく方針。

宿泊施設の稼働率は89.1%と高止まり。
外国人の「京都に泊まりたいけれど泊まれない」割合は15.9%となった。

京都観光の満足度調査では、全体の満足度(大変満足〜やや満足)は日本人で89.0%、外国人で96.9%。
公共交通機関に関する残念度は日本人で前年の8.5%から12.3%、外国人で6.4%から9.5%に増加。
混雑の残念度では日本人が前年の13.8%から15.0%に微増したが、外国人は6.4%から5.9%に微減した。

京都市では今後の方針として、観光客の分散化による満足度の向上に取り組む考え。
具体的には、多様なエリアの奥深い魅力を発掘・発信し,市内全域への観光客の分散化と地域の活性化を目指す。
「京都市観光振興推進会議」に「観光客分散化部会」を設置し,各エリアの主体的な取組を支援していく。
さらに、「京都遺産・伝統文化・匠の技体験型ツアー拡充事業」などによって文化体験ツアーの造成も促進していく方針だ。