関西のインバウンド観光動向レポート、アジア旅行者の民泊利用は約1割!

関西のインバウンド観光動向レポートを発表、アジア旅行者の民泊利用は約1割に ―日本政策投資銀行

(トラベルボイス 2017年6月22日)
https://www.travelvoice.jp/20170622-90734
日本はアジアからの観光客が多いが、特に関西はアジアの方が多い。
そのアジアの方の動向によると個人手配旅行がどんどん増加しているという。
宿泊先は日本旅館(55.9%)。高級ホテル(43.3%)、安価なホテル(35.7%)、民泊利用者11.1%の順だそうだ。
国や地域により動向は違うようだが、FIT化などの動向を見据える必要がある。
【ポイント】
日本政策投資銀行関西支店は「関西のインバウンド観光動向」調査レポートを発表した。
アジア8か国・地域からの関西訪問経験者を対象に分析したもの。

旅行形態では全体の37.5%が「航空券とホテルを個別手配」、「パック旅行(自由行動日なし)」27.7%、「パック旅行(自由行動日あり)」14.5%にとどまり、個人手配による海外旅行(FIT)化の傾向がみられた。
シンガポール(53.5%)、マレーシア(48.3%)、香港(46.9%)、韓国(46.5%)と個人手配旅行を実施。
タイは「パック旅行(自由行動日なし)」(35.7%)が最多となった。

2013年からの4年間の推移をみると、FIT割合は2013年の24.9%から2016年の37.5%へと増加。
マレーシアは16.2%から48.3%とFIT化が急速に進み、中国は10.2%から20.4%、台湾が17.4%から33.5%へと拡大する様子がみられる。
香港やマレーシアなど英語を広く使用される地域では個別手配をおこないやすい。
台湾などLCCの増便効果もみられるとしている。
関西訪問者の宿泊利用は日本旅館(55.9%)。高級ホテル(43.3%)、安価なホテル(35.7%)の順だった。
民泊利用者は11.1%にとどまり、前年比ほぼ横ばい。
訪日旅行中の平均滞在日数は7.2日、平均宿泊箇所は3.2か所だった。
アジアからの旅行者の情報収集方法は、旅行前も旅行中も「旅行ガイドブック」(訪日前は47.5%、訪日後は41.1%)が最多。
タビマエでは個人ブログ(38.4%)や日本政府観光局や観光庁のHP(37.4%)、クチコミサイト(36.8%)と続く。

訪日後の情報収集は「観光案内所」(35.8%)、「無料パンフレット・小冊子」(34.0%)、「ホテル・旅館の従業員、店のスタッフ」(32.4%)が上位。
訪日旅行中は引き続きガイドブックを参照しつつ、訪問先で入手する案内情報を活用する傾向がある。
訪日後に決定したものは、「食事場所・レストラン」(44.0%)や「買い物スポット」(39.9%)が上位となった。
「日本につくまえにすべて決めておいた」との回答も約3割(33.3%)を占める。
香港やマレーシア、シンガポールで事前にすべて決定する割合が多い。