日本の秋 紅葉はなぜ外国人観光客の心をつかむのか?

日本の紅葉はなぜ外国人観光客の心をつかむのか? 秋にこそビジネスチャンスが!
(やまとごころ)
http://www.yamatogokoro.jp/report/8272/


これまで訪日外国人旅行市場は春や夏が多いとされていたが、ここ数年、1年を通して外国人の姿を見かけるようになった。
秋に日本を訪れるのは、日本の夏が蒸し暑いので旅行に適しておらず、できれば涼しい日本を体験したい意識が働いているようだ。
日本の紅葉の魅力が海外に広く伝わったことが考えられるという。


【ポイント】
日本政府観光局(JNTO)の統計によると、ここ数年、秋に日本を訪れる外国人が増えている。
理由のひとつは紅葉だ。桜と同様、日本を彩る魅力である紅葉が訪日外国人観光客の心を掴んでいるようだ。

◆月別訪日外客数トップ3(2012年~16年)※外客数と( )は前年同月増比
<2016年>
1位  7月 2,296,451人(19.7%) 
2位 10月 2,135,904人(16.8%)
3位  4月 2,081,697人(18.0%) 
※11月は1,875,404人(13.8%)で11位
<2015年>
1位   7月 1,918,356人(51.07%) 
2位 10月 1,829,265人(43.87%)
3位   8月 1,817,023人(63.87%) 
※4月は1,764,691人(43.37%) で5位、11月は1,647,550人(41.07%)で6位
<2014年>
1位 10月 1,271,705人(37.07%)
2位   7月 1,270,048人(26.67%)
3位 12月 1,236,073人(43.07%) 
※4月は1,231,471人(33.47%)で4位、11月は1,168,427人(39.17%)で5位
<2013年>
1位   7月 1,003,032人(18.47%) 
2位 10月    928,560人(31.67%) 
3位   4月    923,017人(18.47%) 
※11月は839,891人(29.57%)で10位
<2012年>
1位 7月 847,194人(50.97%) 
2位 4月 779,481人(163.57%) 
3位 8月 774,239人(41.77%)
※10月は705,848人(14.67%)で4位、11月は648,548人(17.67%)で11位

月別では、東アジアの国々が夏休みに入る7月がほぼトップを占めているが、中華圏が春節休暇に入る1月~2月、桜の開花や欧米のイースター休暇が重なる4月よりも10月が多いことがわかる。10月は中国の国慶節休暇に入るので、訪日客数トップの中国客が全体の数を押し上げるとはいえ、肌感覚でいうと街に外国人観光客があふれている。年々月別の数の差が縮まり、年間を通じた平準化が進んでいる。