中国人だけじゃない、訪日観光客の必須アイテム「銀聯カード」!

中国人だけじゃない、訪日観光客の必須アイテム「銀聯カード」
(WEDGE Infinity 2017年10月30日)
http://wedge.ismedia.jp/articles/-/10923


日本で銀聯カードが使用できるのは約60万店。ATMは約8万台だという。
今年の訪日中国人は700万人を超える見通しで、訪日外国人の利用額が最も多いのが銀聯カードだ。
両替もコンビニのATMを利用する人も多い。
今後はスマホ決済が増えていくこととなるが、銀聯カードもスマホ決済に対応しているそうだ。

 
【ポイント】
銀聯カードは2006年に日本で事業を開始。現在使用できるのは約60万店。ATMは約8万台。
2017年10月から、ほとんどのATMが銀聯のICカードに対応。

1999年に中国政府は日本への団体旅行を解禁し、2000年に中国人団体観光客にビザの発給を開始。その後、ビザの緩和などもあって訪日中国人観光客数は増え続け、16年には637万人、今年は700万人を超える見通し。
こうした背景もあって、海外旅行でのカード決済のニーズも増え続け、銀聯の日本での加盟店も順調に伸びている。
日本の加盟店は12年に約13万店、14年は約37万5000店、16年は60万店を突破した。
銀聯は16年に初めて訪日外国人観光客の利用額が最も多いカードブランドになった。

大きく3つの変化がある。
・中国からの観光客だけでなく、他の国とくに香港、マカオ、韓国などからからの観光客も日本で銀聯カードを使い始めるようになってきた。
・日本では銀聯カードの利用のうち、約70%がクレジットカードの利用です。日本のコンビニでは主にクレジットを利用している。
・ネット決済です。アメリカのアマゾンに続き、日本のアマゾンでも銀聯が使えるようになった。

多くの中国人がスマホ決済を利用している。銀聯でも国内外でモバイル決済のUnion Pay Quick Passを推進。
アップルペイ、銀聯QRコード決済、ウエアラブル端末などに利用することができる。
銀聯は香港でデビットカードの利用者にモバイル決済を提供している。利用者は銀聯デビットカードを携帯電話に登録し、モバイル決済サービスを利用することができる。
中国人は国内で現金は使わなくなってきているが、海外では銀聯カードが主流。

東京や大阪、名古屋などの大都市では銀聯カードはさかんに使っていただけるようになったが、中国人の日本旅行は分散化、多様化しており、地方でのカード利用がもっと増えてくる。
日本でもっと銀聯カードが使える店舗が増え、利用できる場面が増えれば、日本旅行の利便性も高まる。