中国配車アプリ「滴滴」、来春にも日本でサービス開始!

中国配車アプリ「滴滴」、来春にも日本でサービス 第一交通と組む
(日本経済新聞電子版 2017/10/30)

https://www.nikkei.com/article/DGXMZO22855700Z21C17A0MM8000/
現在、訪日客の4人に1人が中国人で、日本における消費金額は1兆円を超える。
中国人が本国で使い慣れた配車アプリ「滴滴」を日本で使えるとなると、「中国語のまま使える」「アリペイやWeChatPayなどの電子決済で清算できる」などとメリットは大きい。
横行する中国人の白タク問題の解決の一助になることを期待したい。
【ポイント】
タクシー配車とライドシェア(相乗り)サービスで世界最大手の中国・「滴滴出行(ディディチューシン)」が日本に進出する。
タクシー国内最大手の第一交通産業と組み、2018年春にも東京都内で配車アプリを使ったサービスを始める。
滴滴の配車アプリの登録者数は約4億4000万人。米ウーバーテクノロジーズの中国事業も買収しており、1日当たりの利用は2100万回以上と、配車サービスで世界最大手に位置する。

配車サービスは、アプリの地図で出発地と目的地を指定すると、事業者に登録した運転手が迎えに来る仕組み。
利用者はアプリを介して料金を支払う。日本では自家用車の有料配送が「白タク」行為として原則禁止されているため、滴滴は配車アプリでタクシーの利用客を囲い込む。

まずは保有台数約8700台と国内最大手の第一交通と組み、18年春にも都内で約500台を滴滴のアプリで配車できるようにし、将来は数千台規模に増やす。各地のタクシー会社とも連携して全国規模で展開することで、日本でもネットを使った配車網の主導権を握る考え。
第一交通は滴滴との提携で、中国からの訪日客のタクシー需要を取り込む。第一交通と滴滴は手数料や具体的な運用方法などを詰めている。

滴滴にはソフトバンクグループも出資しており、日本法人の設立なども視野に入れる。
滴滴の配車アプリは現在、中国語版の利用が中心だが、日本語にも対応するとみられる。

配車アプリではウーバーもすでに日本に上陸し、都内でタクシーやハイヤーの配車サービスを手掛けている。
一部の過疎地では自家用車を配車するが、法的には例外扱いとなっている。