「出国税」方向性とりまとめ 日本人含め一律1000円以下、2019年度に徴収開始!

出国税は日本人含め一律1000円以下、2019年度開始、方向性とりまとめ発表
(トラベルボイス 2017年11月10日)

https://www.travelvoice.jp/20171110-100436
出国税の名称は「観光振興税」とする方向で調整しているようだ。
昨年1年間の訪日客と日本人の出国者は計約4千万人。1人当たり千円を徴収すれば観光庁予算(29年度は210億円)の倍近い約400億円が確保できる計算になる。
順調にいけば、年末の税制調査会で判断された上、2018年度の税制改正大綱に盛り込まれ、2019年度から税徴収が開始されるという。
 
【ポイント】
観光庁は「新たな観光財源確保のための有識者による検討会」の議論をとりまとめ、11月9日に提言を発表した。

「税方式」とし、日本人を含む「出国旅客」。負担額は定額・一律で、1人1回の出国につき「1000円を超えない範囲」とした。
近隣アジア諸国との競争環境や訪日旅行需要への影響等を踏まえ、「妥当」と判断。

導入時期は「可能な限り速やかな導入を検討すること」とし、東京五輪の前に財源を確保して、観光施策を着実に実施すべきことも記載。
順調にいけば、年末の税制調査会で導入の可否や時期が判断され、2018年度の税制改正大綱に盛り込まれ、2019年度から税徴収が開始される。

使途については、(1)受益と負担の関係から負担者の納得感が得られるようにすべき、(2)先進性が高く、費用対効果が高い取り組み、(3)地方創生をはじめとする我が国が直面する重要な政策課題に合致するもの、の3つを提示。

施策としては、具体的には毎年度の予算編成で決定されるとしつつ、(1)ストレスフリーで快適に旅行できる環境の整備、(2)我が国の多様な魅力に関する情報の入手の容易化、(3)地域固有の文化、自然等を活用した観光資源の整備等による地域での体験・滞在の満足度の向上、の3つを挙げた。