韓国人の訪日観光客が飛躍的に増えている。個人旅行、LCC高利用率!

韓国人の訪日旅行で進む個人化、ネット予約とLCCの高利用率が顕著に、行きたい地域は「大都市より田舎」

(トラベルボイス 2017年11月15日)
https://www.travelvoice.jp/20171115-99798
韓国人観光客が飛躍的に増えている。2017年10月は38.1%増の62万900人になった。
日本に一番近い外国としての韓国、LCCの登場とともに、隣町に買い物に出かけるような利用が多いようだ。
訪日旅行経験は83.8%、「どちらかというと大都市より田舎」を希望する韓国人は52.2%もいるという。
日本で体験したいことは「温泉」(61.3%)、「ラーメンなどカジュアルな日本食」(40.8%)といい、普通の日本人の生活を体験したい人が増えている。
【ポイント】
JTB総合研究所の「韓国の旅行者の訪日旅行に関する調査研究」によると、訪日旅行経験は83.8%と8割超。
直近の海外旅行先は日本(28.1%)、ヨーロッパ(9.5%)、香港マカオ(8.4%)の順で、日本が圧倒的に多い。
旅行形態は個人旅行(61.5%)で、これは海外旅行全体のおける個人旅行の割合(53.1%)よりも高かった。
交通手段もフルサービスキャリア(49.2%)とLCC(46.7%)が拮抗し、個人旅行に限ればLCCが53.3%で半数以上。海外旅行全体ではフルサービスキャリアが60.9%、LCCが35.8%なので、訪日旅行者のLCC利用が進んでいる。

訪日旅行の購入場所はウェブサイトが68.7%で、海外旅行全体の63.3%を上回った。
個人旅行化が進み、LCCの利用率が高くなっているなか、訪日旅行ではオンライン購入が主流となっている。

「最後に経験した訪日旅行」では、3都市以上の訪問(73.8%)が1~2か所訪問を上回った。
訪日経験が多いほど、3都市以上を訪れる割合が大きく、移動距離も広範囲となり、入出国で異なる空港を利用する割合も高いという。
「どちらかというと大都市より田舎」が訪日旅行では52.2%となり、海外旅行全体の27.9%を上回った。
18~29歳は過半数以上が都市派だったものの、年齢が上がるほど田舎の旅行を希望する傾向が強い。

日本を旅行先に選んだ理由は、「食」(38.9%)、「個人的な興味や趣味にちなんだ場所がある」(31.2%)
日本で体験したいことは「温泉」(61.3%)、「ラーメンなどカジュアルな日本食」(40.8%)
日本人との交流に対する考え方では「日本の日常生活に触れたい」(48.6%)が最多で、ナイトライフでは「バーや居酒屋巡り」(48.4%)、「温泉巡り」(45.8%)など、飾らない日本の体験を希望している。
これらの調査結果を踏まえ、韓国人の訪日旅行のパーソナル化を指摘。
日本の伝統文化への関心は低く、高級よりもカジュアル感を好むことから、日常の延長線上として普段から楽しんでいることを体験できる気軽な国内旅行の感覚で行なっていると分析した。
「SNSの投稿で行ってみたいと思った場所に行った」(36.7%)が最も高く、SNSが外出のきっかけとなっている。
海外旅行の考え方では「あらかじめ旅行先について詳しく調べやり直しがないようにしたい」(57.0%)が最多である。