自動通訳機が進化 端末に日英中韓で話しかけるだけで通訳 AI使いTOEIC800点!

「頭ずきずき」も瞬時に通訳 AI使いTOEIC800点  〜クラウド活用で端末小さく、胸ポケットにつける名札型も〜
(日経電子版 2017/10/31)
https://style.nikkei.com/article/DGXMZO22491360Q7A021C1MM0001?channel=DF220420167276
自動通訳システムも、人工知能(AI)の進化などで、実力は日常会話には問題のない「800点レベル」だという。
総務省所管の情報通信研究機構(NICT)が開発した「VoiceTra(ボイストラ)」を活用しているようだが、AIを使うことで格段に進化していくようだ。
使われる言語の蓄積とともに、医療などの専門分野でも飛躍的な進歩が期待できる。
【スマカン】
NECは18年1月、日英中韓の4カ国語に対応した小型の通訳端末を発売する。
端末に話しかけるだけで、文章と音声で通訳してくれる。
家電量販店や百貨店での利用を想定。価格は5万円、月額3000円で利用できる。
富士通は病院向けに小型の自動通訳端末を18年度中に発売する。
名札型の端末を胸元に着けたまま翻訳できるため、医師が問診しながら外国人の患者と会話できる。
医療機関で頻繁に使われる言葉にも対応し、「頭がずきずきする」といった内容であれば2秒以内に翻訳できる。

自動通訳システムは英語や韓国語などの外国語の音声を認識し、文章や音声で日本語に変換する。
富士通やNECなどが使う翻訳エンジンは総務省所管の情報通信研究機構(NICT)が開発する。
6月から翻訳にAIを導入したこともあり、日常会話には問題のない「TOEICで800点以上の水準になっている」(NICT)。

パナソニックは16年末に発売した「メガホンヤク」と呼ぶメガホン型翻訳機の受注を拡大している。
成田空港や東京地下鉄(東京メトロ)で利用が始まった。
災害など緊急時に旅客を誘導する用途を意識し、「電車が遅れています」などの日本語を英中韓の3カ国語の音声で伝えられる。

自動通訳システムの多くはインターネットを介するため、今後はスマートフォンやAIスピーカーといった端末でも利用できる見通し。
小売店や病院だけでなく、観光地といった様々な場所で外国人と気軽に会話できるようになりそうだ。