ベルギー・ブルージュ市が「徒歩観光ツアー」を認可制に!

ベルギー・ブルージュ市が「徒歩観光ツアー」を認可制に、観光客増加で騒音や混雑対策を条例化、2018年1月から

(トラベルボイス 2017年11月30日)
https://www.travelvoice.jp/20171130-101408
ベルギーのブルージュ市に凄い条例ができました。
ガイド付きウォーキングツアーについて、ガイドとツアー催行会社それぞれの登録と認可を義務付ける。
25人以上の場合、ウォーキングツアーの際に使うマイク、拡声器などの使用を禁止し、イヤフォンやヘッドフォンを使ったオーディオシステムを使うことを義務づけたという。
観光には街のにぎわいや経済効果などのプラスの面と、市民生活を損ないかねないマイナスの面がある。
これからは、観光のマイナス面をいかに防ぐことができるかを真剣に考えなければならない。
【ポイント】
ベルギーのブルージュ市の観光局は、2018年1月1日から、同市内を徒歩で観光するガイド付きウォーキングツアーについて、ガイドとツアー催行会社それぞれの登録と認可を義務付ける。
2017年10月24日付で、ブルージュ市の条例として決定。
自分の家族、親戚、知人を案内する場合や、教育目的で学校や教師などが案内する場合は対象外となる。

ウォーキングツアーを催行する資格許可証(ライセンス)取得が義務付けられるのは、旅行会社、ランドオペレーターなど、ブルージュで旅行者向けのウォーキングツアーを提供・手配・コーディネートする人、会社または団体。

ライセンス取得の手続きは、ブルージュ観光局のウェブサイトの専用ページからオンラインで申し込み可能。
問題がなければ、自動的にウェブのリンクで許可証が送られてくる流れで、原則として24時間以内に登録は完了する。また、許可証を取得した会社は、ブルージュ観光局のウェブサイトに掲載される。登録料は無料。
有効期限はなく、一度許可証が発行されると、資格剥奪、返上などがない限り使用できる。

ウォーキングツアーのガイドや添乗員は、公認書(authorisation)の取得が義務付けられた。
ブルージュ観光局のウェブサイトの専用ページからオンラインでの申し込むと、自動的にウェブのリンクで公認書が送られてくる仕組み。原則として、24時間以内に登録手続きは完了、登録料は無料。
有効期限はなし。公認書はガイド個人に帰属。ツアーの際には常に携帯する必要がある。

25人以上の団体の場合、ウォーキングツアーの際にマイク、拡声器などの使用を禁止。
イヤフォンやヘッドフォンを使ったオーディオシステムを使うことを義務づけた。

条例違反は、250ユーロ以下の罰金。
ウォーキングツアーの許可証、公認書の資格停止または剥奪の可能性がある。

観光客に人気のブルージュでは、昨今、ウォーキングツアーに伴う“副作用”が問題となっていた。
具体的には、公共の場での騒音や混雑、安全をおびやかす状況が増加。
街のイメージダウンにつながりかねないほか、客引きや違法な宣伝活動、不適切な行為などが問題視されており、当局が規制強化に動いた。