中国向けサイトに死角 グーグルマップやユーチューブの埋め込みが原因!

観光案内も「検閲」でブロック 中国向けサイトに死角  〜百度が診断サービス、グーグルマップ埋め込みなどが原因〜

(日経電子版 2017/12/18)
https://style.nikkei.com/article/DGXMZO24280260V01C17A2X30001?channel=DF220420167266
中国から日本のHPを閲覧するとき、日本では正常に閲覧できるのに、中国ではコンテンツが見られなかったり、画面にすべて表示されるまで90秒以上かかったりする。
中国政府が設置している「グレートファイアウオール」というネット検閲システムが主因だ。
「グーグルマップ」や「ユーチューブ」の画面を埋めこんでいると表示されないという。

【ポイント】
中国のインターネット検索大手、百度(バイドゥ)日本法人は、中国政府のネット検閲が原因で、中国語サイトのコンテンツが表示されなかったり、表示速度が遅かったりする問題についての診断や解決策の提示サービスを始めた。
中国語サイト制作のレクサー(東京)と組んで診断サービス「中国向けサイト診断レポート」を提供する。
中国からアクセスしたときの様子を再現し、問題点を見つける。
日本では正常に閲覧できるのに、中国ではコンテンツが見られなかったり、画面にすべて表示されるまで90秒以上かかったりする。

中国語版サイトのエラーに気づかず、現地で閲覧されていないケースが多いという。
レクサーは文字のフォントが崩れる、SNS投稿が転載されないといった中国特有の課題の解決策を指南する。
中国政府が設置している「グレートファイアウオール」というネット検閲システムが表示障害・遅延の主因だ。
中国では米グーグルや米ツイッターなどのウェブサービスが遮断される。
これらのサービスを使っていないかサイトをチェックしているため、表示速度が遅くなる。
「グーグルマップ」や「ユーチューブ」の画面をサイトに埋めこんでいると表示されない。
レクサーはSNS「微信(ウィーチャット)」など中国で使われるサービスへの変更を勧め、表示障害・遅延を抑える。

百度は保有する検索データを活用してサイト制作を支援する。
「日本の化粧品」と検索した人物が、ほかにもよく検索する単語を例示する。
スマホやパソコンなどの端末別、地域別の検索件数といったデータも提供し、閲覧されやすいサイトづくりを支援する。
リポートの作成料金は35万円。1週間程度で納入する。