中国の外食市場68兆円における「日本食」シェアわずか2%!

中国の外食市場でシェアわずか2%の日本料理に可能性はあるか
(ダイヤモンドオンライン 2018.2.14)
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中国の外食市場規模は3兆9000億元(約68兆2500億円)、前年比10.7%増だそうだ。
しかし日本料理の比率は2%で、西洋料理でさえ3%にすぎない。
日本料理の食材が調達できないのも理由の一つだが、日本人がイメージしている程、「日本食はクール」だと思われていないことが大きいようだ。
まだまだ日本食は世界に認知されるところには至っておらず、訪日旅行で日本食のファンを拡大させなければならない時期なのだろう。


【ポイント】
2017年度、中国の外食市場規模は3兆9000億元(約68兆2500億円)、前年比10.7%と高い伸びを示した。
昨年度の、中国の経済成長率は6.9%で、外食市場は中国経済を牽引する役割を果している

中国外食市場は、1997年の29兆円を境にシュリンクを続ける日本の外食市場をよそに拡大を続けているが、中国に進出した日系企業は苦戦を強いられてきた。
・中国では日本人がイメージしている程、日本食は「クール」だと思われていない。
・日本料理の比率は2%。
・外国料理で最も高い西洋料理でさえ3%。

・中国では新鮮な地魚、地鶏やブランド豚、和牛といった、ハレ業態を彩るほとんどの食材が調達できない。
・バリュー感、サービスに加え、日本以上にタレや盛り付けに工夫を凝らしている。
・魅力的なメニューにするため、創作性に加えその土地特有の食材をプラスしていく。
・「割烹」で使われる、「湯葉」や「豆腐」、「柚子」「じゃこ」といった、日本人の琴線に響く食材や、四季を強調した表現も、現地の人に届かないケースが多い。

・メニューの現地化で注意をしなければならないことは、決してスペックダウンすることではない。
・海外で日本の出汁の味をきちんと理解し、そこに対価を支払ってくれる顧客は少ない。

・現地にない食材をわざわざ取り寄せて、日本と同じ盛りつけを再現する必要も、恐らくないだろう。
・これら作業を、現地価格に合わせていくと、結果、誰から見ても魅力のない業態になってしまうこともある。
・現地化において大切なことは、変えなければならない点、変えるべき点をきちんと解析し、顧客の趣味趣向に合わせたメニューや味付けを足し込むことにあると言える。

中国市場というと、北京、天津、上海、重慶の4つの直轄市と、香港、マカオ2つの特別行政区、これに深セン、広州等を加えた18の1級都市に目が行きがちであったが、本当の魅力は内陸部の2級都市、3級都市にある。