北陸新幹線開業3周年、北陸地域のインバウンド事情 !

北陸新幹線開業3周年、北陸地域のインバウンド事情
(やまとごころ 2018.03.19)
https://www.yamatogokoro.jp/inboundnews/22406/
北陸地方、特に金沢に訪日外国人が増えている。
認知度は21%と低いが、北陸新幹線の認知度は56%。「ジャパンレールパス」の利用客が多いからだろう。
台湾・香港の認知度は半数を超えており、特に「立山/黒部」の認知度が高いという。
訪問目的は「自然/風景」「グルメ」「日本料理」が上位を占めるが、「温泉」の満足度が高いようだ。
【ポイント】
北陸新幹線開業3周年を迎えた。利便性が向上し、東京や大阪から北陸地方を巡る「周遊観光」が定着しつつある中、訪日客数も右肩上がりで増加している。

日本政策投資銀行と日本交通公社は、「アジア・欧米豪12地域・訪日外国人旅行者の意向調査」の2017年度版を公表した。訪日経験、認知度、訪問意欲などをインターネットで尋ねたもので、「北陸地域」の調査結果では以下のような特色が見られた。
-認知度は21%と他の観光地に比べて低いが、台湾・香港では半数を超えている。
 特に「立山/黒部」の認知度が高い。
-北陸新幹線の認知度は前年の50%から56%に上昇。
-北陸地域への訪問経験者の国内移動は、新幹線利用が最も多く66%。
-訪問意欲のある人が期待するのは「自然/風景」「グルメ」「日本料理」が上位を占め、実際に訪問経験があったインバウンド客が「満足だった点」として挙げたのは、期待項目上位になかった「温泉」だった。

石川県は北陸新幹線沿線の自治体や鉄道会社と提携し、欧米豪、東南アジア、東アジアでのプロモーション活動を展開。
東南アジアは新幹線開業直前の2013年にビザ発給要件が緩和されたこともあり、人気ブロガーやメディアを招聘するなど、重点的に誘致を進めてきた。
その結果、2013年のタイ、シンガポール、マレーシア、インドネシアからの宿泊者は約1万5000人だったのに対し、2016年には4万6700人に増加。構成比は全体の8.8%にまで上昇した。
新幹線開業を追い風に、北陸地域のインバウンド戦略は今後どのような軌跡を辿るのか、関心が寄せられている。
日本政策投資銀行 北陸支店レポート
http://www.dbj.jp/ja/topics/region/area/files/0000029582_file2.pdf