関空〜十三47分「なにわ筋連絡線」の建設で実現へ!

関空-伊丹、近畿運輸局調査 新大阪連絡線・なにわ筋連絡線、同時整備で早期黒字化
(毎日新聞 2018年4月12日)
http://mainichi.jp/articles/20180412/ddn/002/020/032000c


近畿運輸局が、「なにわ筋線」のうめきた駅(仮称)と阪急十三駅を結ぶ「なにわ筋連絡線」と、JR新大阪駅と十三駅を結ぶ「新大阪連絡線」について、開業後13~16年で黒字化できると評価した。
「なにわ筋線」と「なにわ筋連絡線」が建設されると、十三-関空は47分へと短縮されるという。
関空駅から梅田や京都へのアクセスが格段に改善される「なにわ筋線」の建設に期待が高まる。


【ポイント】
近畿運輸局は、JR西日本の新駅のうめきた(大阪)駅(仮称)と阪急電鉄十三駅を結ぶ「なにわ筋連絡線」と、JR新大阪駅と十三駅を結ぶ「新大阪連絡線」を同時に整備すれば開業後13~16年で黒字化できると評価した。
阪急宝塚線の曽根駅(大阪府豊中市)と伊丹空港を結ぶ「大阪空港線(従来は伊丹空港連絡線)」は40年でも黒字化する可能性は低いと指摘した。 

なにわ筋線の建設後は、十三-関空の所要時間は61分に短縮される見通し。なにわ筋連絡線も建設されると、47分へとさらに14分短くなる。大阪空港線を整備すれば梅田-伊丹空港間が、21分から15分へと6分短縮できる。40年時点の1日当たり輸送人員の予測は、なにわ筋連絡線が約9万2000~10万2000人、新大阪連絡線が約5万5000人、大阪空港線が約2万5000人の見通し。

大阪空港線について、調査は「事業化する場合には、採算性向上策の検討が必要」と指摘。
伊丹空港は発着時間や発着回数が制限されていることが響いた。

40年以内に黒字転換できるかが、国などの補助金を投じて鉄道を整備する目安。
整備に向けては、建設費削減や空港の規制緩和を通じ、黒字化のめどを示せるかが課題だ。
阪急は、「整備を前向きに検討する」とし、府都市交通課は「鉄道事業者や国と連携し、事業手法の検討を進める」とした。

調査では、大阪メトロ西梅田駅と十三駅を結ぶ「西梅田・十三連絡線」となにわ筋連絡線の比較も実施。黒字化時期はなにわ筋連絡線の方が遅いが、なにわ筋連絡線の方が低コストでより大きな経済効果が得られるという結果になった。