大阪城天守閣の2017年度の入場者数は275万4395人 インバウンドの陣、勝ちどき!

大阪城、インバウンドの陣、勝ちどき 入場者3年連続最多
(毎日新聞 2018年4月28日)
https://mainichi.jp/articles/20180428/k00/00e/040/307000c
大阪城天守閣の2017年度の入場者数は275万4395人。3年連続で過去最高だという。
大阪城公園の管理運営する「大阪城パークマネジメント共同事業体」は、16年度に約2億5000万円を納付している。
これまで文化財として、また公園として活用してきたため、大阪市が財政負担して運用してきたが、「大阪城パークマネジメント共同事業体」に委託することにより、大きな収入に転換した。
今後も、活用策を進めることにより、より大きな収入源になるとともに、世界に通じる観光施設に進化することだろう。

【ポイント】

大阪城天守閣の2017年度の入場者数は前年度比19万7001人増の275万4395人。
大阪市の人口約271万7000人を上回った。
1931年の開館以来、83年度の212万4790人が長らく最多だったが、15年度から3年連続で更新している。
近年のインバウンド(訪日外国人)の増加に伴い、入場者の約半数は外国人観光客だ。

大阪市は15年度から大阪城公園の管理運営を電通や大和ハウス工業など複数の企業で構成する「大阪城パークマネジメント共同事業体」に委託。
敷地内の既存建物を改装するなどして飲食店や土産物店を次々オープン、集客力の強化につながっている。
民間委託の場合、自治体が管理者に委託料を支払うのが一般的。しかし、大阪城公園は来園者が多く十分な収益が見込めることから、委託料は払わず、固定納付金と収益に応じて市への納付を増やす契約で、16年度は約2億5000万円が納付された。

来年2月には公園内に三つの劇場を持つ「クールジャパンパーク大阪(仮称)」が開業予定で、外国人観光客らをターゲットに古典芸能やショーなどを上演する計画だ。

大阪市はG20を大阪を世界に発信する好機と捉える。
各国首脳の訪問先は外務省が決めるが、吉村洋文市長はツイッターで「世界のトップが大阪に大集結。ワクワクする。具体的な調整はこれからだが、大阪城と世界のトップリーダーのビジュアルが一挙に世界中に発信される」とコメント、期待感を示す。

フランス人のベジッタ・マリートさん(60)は、天守閣を見学し「大きくて頑強、素晴らしかった」。
韓国からのツアーガイドを務めるキム・スナさん(46)は「大阪を代表するスポットなので必ず見学している。このような城は韓国にはない建物で、一番人気です」と魅力を語った。