日本は「モノづくり」から「コトづくり」にシフト、訪日外国人にも同様の変化!

日本は「モノづくり」から「コトづくり」にシフト、訪日外国人にも同様の変化―中国国営メディア

(Record  China  2018年5月1日)
http://www.recordchina.co.jp/b566198-s0-c30.html
日本で報道された調査結果を基にした中国の記事になるが、日本の状況が正確に報道されているのに好感を感じる。
日本の全年齢層で、「商品を所有するより体験するほうがより重要と考える人の数が、そう思わない人の数を大きく上回った」という。
日本人の消費離れを中国人の方が敏感に感じているのかもしれない。
【ポイント】
日本が生産専念型の「モノづくり」から、体験重視の「コトづくり」へとシフトしつつあると中国国営新華社通信が報じた。
日本人の消費趣向が物質的欲求の充足からサービスの享受へと徐々に移行していると分析。
訪日外国人にも同様の変化が見られると論評している。 

「日本では第2次世界大戦後、各家庭がこぞって冷蔵庫・洗濯機・白黒テレビの『三種の神器』を求めるブームが起こった」と説明。「高度経済成長期にはカラーテレビ・エアコン・自動車が新たな人気商品となった。人々は当時、商品や機能的価値を備えたサービスの消費に重点を置いていた」と伝えた。 

しかし、「これらの商品が十分に普及した今では、消費者は機能的価値だけの商品への関心を失いつつある。大手広告代理店であるJR東日本企画の調査では、全体の52.1%が『家の中にはものがあふれており、これ以上家財を増やしたくない』と考えている」と報道。

全年齢層で「商品を所有するより体験するほうがより重要と考える人の数が、そう思わない人の数を大きく上回った」
「50歳以下では『お金があるより時間があるほうがよい』と考える人が『そう思わない人』より多かった」と述べた。 
「プロの指導の下、結婚指輪を自分で作る▽食材を購入する時に、店で開催される料理教室に参加する▽レストランで魚料理を食べる時にまず魚を釣り、その魚の調理を料理人に頼むなどだ」と例示した。 

「日本の消費者だけでなく、訪日外国人の消費趣向にも同様の変化が見られる」とも言及。
「観光庁が発表した訪日外国人消費動向調査によると、2016年第4四半期の訪日外国人のうち、リピーターは61.6%に上り、うち14.3%は訪日回数が10回以上となっている」と紹介した。 

「大量のリピーターが訪日する目的はもはや『爆買い』ではない。温泉や着物・茶道体験、美術館・博物館巡り、日本の伝統芸能である歌舞伎鑑賞など、彼らはより豊かな体験を求めている」と指摘。
「国内の人々や訪日客の消費における価値観の全体的な変化に伴い、日本企業はこれまでの生産に専念するというやり方を改める必要性に迫られている」と結んでいる。