平成30年度版の観光白書発表! インバウンドによる日本経済への影響…

観光白書(平成30年度版)を発表、越境ECや産業投資など「観光」が経済に与える影響分析も -観光庁
(トラベルボイス 2018年6月5日)
https://www.travelvoice.jp/20180605-112256


観光庁:「平成29年度観光の状況」及び「平成30年度観光施策」(観光白書)の要旨
http://www.mlit.go.jp/kankocho/news02_000357.html

 

・国際観光客は前年比 8,300万人増の13億2,200万人(前年比6.7%増)
・外国人旅行者受入数ランキング : 訪日外国人2,869万人は、2016年ランキングでは 11位に相当
・国際観光収入ランキング : 国際観光収入340億ドルは、2016年ランキングでは 9位に相当
・訪日外国人旅行者は、アジア全体で2,434万人(全体の84.8%)
・訪日外国人旅行消費額は、前年比17.8%増の4兆4,162億円。中国1兆6,947億円(38.4%)、台湾5,744億円(同13.0%)
・買物代37.1%(1兆6,398億円)、宿泊費28.2%(1兆2,451億円)、 飲食費20.2%(8,857億円)
・1人当たり旅行支出は15万3,921円で前年比1.3%減
・日本国内の旅行消費額に占める訪日外国人旅行者による旅行消費額は16.5%
・客室稼働率は、全体で60.8%。大阪府は83.1%で全国一!
・地方ブロック別、外国人延宿泊者の増加率は、近畿(15.4%増)、東北地方(40.4%増)、九州地方(31.4%増)
・中国の3大都市(北京市、上海市、広州市)に居住する中・高所得者層の約7割が、越境ECで日本製品購買経験あり
・購入理由の約40%が、訪日観光がきっかけ
・観光GDPは23.0%成長(2012年から2016年)で輸送機器とともに2位
・訪日外国人の約12%は、「民泊」を利用


【ポイント】
今年度は「日本経済における存在感が高まりつつある『観光』」と題したテーマを設け、インバウンド旅行者が日本経済に与える影響を広く分析している。

訪日外国人旅行者の消費動向として、約4兆円に及ぶ旅行消費だけでなく、越境ECを通じた日本製品の購入(輸出)規模拡大に大きく寄与した。
中国、香港、台湾、韓国、米国の上位5か国で、帰国後の購買は約6300億円、家族や知人の訪日観光をきっかけとするものが約1500億円に至り、中国からの購買が5割以上を占めた。

また、日本経済に与えるインパクトとして、宿泊業の建築物工事予定額が5年間で8.4倍の9431億円。製造業を含めさまざまな産業で、かつ全国各地にて、多くの投資が創出されたと分析している。