京都市における、交通ICカード「KANSAI ONE PASS」による訪日客の移動分析!

京都市、交通ICカードによる訪日客の移動分析 — 訪問時間やルートの分散化が課題に

(やまとごころ 2018.07.12)
https://www.yamatogokoro.jp/inboundnews/24998/
「KANSAI ONE PASS」の利用データを見ても、京都市の人気観光スポットは1位:伏見稲荷周辺、2位:嵯峨・嵐山周辺、3位:清水寺周辺となった。また11月単独を見ると、嵯峨・嵐山の利用が最も多い。
まだ「KANSAI ONE PASS」の利用者は多くはないが、ICカードを利用しているため、乗降場所と時間が正確に記録されており、今後の観光データの骨格を占めるようになりそうだ。
【ポイント】
京都市は、訪日客向け関西統一交通パス「KANSAI ONE PASS」の利用データを用いた、訪日客の移動状況を分析した。
2017年4月〜2018年2月のデータを対象に、訪日客延べ87万5500人の京都市域における観光地への到着時間や、時間帯ごとの移動状況を分析。
利用実績によると、訪日客が多く訪れた地域は1位:伏見稲荷周辺、2位:嵯峨・嵐山周辺、3位:清水寺周辺だった。
繁忙期の11月は、嵯峨・嵐山周辺への利用が最も多かった。

 

11月の時間帯別利用者数では、嵯峨・嵐山周辺と伏見稲荷周辺は10時〜12時の午前中がピークだった。
清水寺周辺は、10時から16時まで平均して多くの利用者がおり、極端な集中が見られなかった。

 

観光地ごとの利用割合では、嵯峨・嵐山周辺で電車75%、バス25%、伏見稲荷周辺で電車99%、バス1%、清水寺周辺で電車32%、バス68%となった。

 

京都市はこの分析結果を踏まえて、訪問時間やルートの分散化といった課題に取り組みながら、交通機関の利便性向上と利用者の満足度向上につなげていく考えだ。