訪日客の85%は早朝観光に意欲的 欧米豪ターゲットに促進する!

公的施設等の早朝開館等に関する調査結果(概要) 〜観光庁〜

(観光庁公表資料 2018年7月6日)
http://www.mlit.go.jp/common/001240797.pdf
訪日客の約85%が早朝開館への参加に意欲的で、特に神社・仏閣、名所・史跡、庭園などへの興味関心が多い。
しかし現状は、公的施設等の20%程度しか早朝開館を実施していない。
また金額は、欧米豪の旅行者の半数が11ドル以上、約25%が21ドル以上と言い、高額でもよいとしている。
チケットは当然だが、電子予約でき、クレジット決済を希望している。
この調査は時期をえている。調査だけに終わらず速やかに実施してほしい。
京都も奈良も、宿泊して感じるのは”早朝の散歩の素晴らしさ”だ。
これにプレミアムな体験をセットできると、さらに魅力が増すのは間違いがない。
【ポイント】
観光庁は「公的施設等の早朝開館に関する調査結果」を発表した。
(訪日外国人のニーズ)
○訪日外国人の85%程度が早朝開館等の企画への参加意向を示しており、参加希望先としては、神社・仏閣、名所・史跡、庭園が多い
○早朝開館等の企画への支払い可能金額は、 欧米豪からの旅行者の50%程度が11ドル以上であり平均より高く、さらにそのうち25%程度が21ドル以上としている
○早朝開館等の企画の参加者の30%程度は滞在中の交通費・宿泊費・飲食費・土産等が増加 
○早朝開館等の企画の参加者の36%がクレジット カード決済によりチケットを購入し、64%が電子チケットを発券している
(現状と課題)
○公的施設等の20%程度しか早朝開館等の企画を実施していない
○早朝開館等の企画を実施している公的施設等を実際に訪問した訪日外国人が支払った金額は「無料」が70%程度 
○公的施設等では早朝開館等の企画を行う際の人員配置・オペレーションの金銭的コストが課題と認識
○チケットのクレジットカード決済による予約・購入に対応している公的施設等は 訪日前・訪日中ともに20%程度、同様に電子チケット発券の形態はともに5%程度
→ 早朝開館等の企画への訪日外国人のニーズは高く、地域への波及効果も確認 されたが、施設側の対応が進んでいないことが浮き彫りとなった。

(促進に向けた対応策例)
○欧米豪をターゲットとし、早朝開館にかかる付加価値やコストを価格に適切に反映する
○朝観光の実施主体である地 方自治体・DMO・民間企業 と地域が一体となって、魅 力的な公的施設等に対しメ リットや訪日外国人ニーズ 等を共有し、旅行商品造成 を促進する
○チケット購入時のクレジットカード決済対応、電子チケットの発券対応等、チケット販売環境を整備し、アクセス改善を図る
なお、京都の二条城ではすでに朝観光に力を入れており、7~8月にかけて、早朝の涼しい時間帯にゆったりと城内を散策できるよう「世界遺産二条城夏の早期開城」を行っている。