グーグルの”日本に関する旅行検索”は25%増、タビナカ検索が増加!

グーグルが旅行検索の傾向を発表、日本に関する旅行検索は25%増、タビナカ検索「near me」は2.5倍に

(トラベルボイス 2018年7月26日)
https://www.travelvoice.jp/20180726-115128
グーグルの旅行検索キーワードも「タビナカ」が、「日本食」(15%増)、「コンテンツ」(16%増)と急増している。
単なる「観光」は7%増にとどまり、「伝統」(9%増)、「ファッション」(10%増)と多様化し、深層化しているようだ。
地名は、「Tokyo」が 4%増であったが、「Osaka」と「Okinawa」は26%増となった。

交通手段に関する具体的な固有名詞の検索が40%増と大きく伸びたといい、宿泊では、「Ryokan」(旅館)というキーワードが40%増、地域別では、東京はホテル、京都は旅館、大阪は民泊(Airbnb)の検索が目立つという。


【ポイント】
グーグルは、検索キーワードから読む最新のインバウンド旅行トレンドを発表した。
今回の特徴として「交通」「宿泊」「体験(イベント)」での検索キーワードの変化があげられ、「盛り上がるタビナカ市場」「多様化する旅行者ニーズ」「高まる自分最適への期待値」の3つのトレンドがあると指摘した。
2014年から2017年にかけての検索キーワードの推移や変化によると、「日本を目的地とした旅行に関連する検索量」は年平均成長率が25%増。世界の旅行全般における検索量は16%増となっており、世界に比較して日本の関心が高いレベルで推移した。

旅行だけでない「日本に関連する検索キーワード」も22%増で推移し、「観光」(7%増)、「日本食」(15%増)、「伝統」(9%増)、「コンテンツ」(16%増)、「ファッション」(10%増)の 5 分野に大きく分かれ、大きな伸びを見せたのは「日本食」と「コンテンツ」だった。
地名による検索量ランキングでは、上位の観光地名には大きく変化がなかったものの、伸び率が大きく異なった。
「Tokyo」(東京)は 4%増であった一方で、大阪(Osaka)と沖縄(Okinawa)26%増。
日本の観光地名の人気検索キーワードトップ5
• 東京(Tokyo)4%増
• 広島(Hiroshima)12%増
• 大阪(Osaka)26%増
• 沖縄(Okinawa)26%増
• 京都(Kyoto)9%増
大都市以外に訪日外国人の目が向いている裏付けとして「交通」での検索キーワードの変化も指摘し、交通手段に関する具体的な固有名詞の検索が40%増と大きく伸びたという。
「Shinjuku expressway bus terminal」(新宿 高速 バス ターミナル)というキーワードも40%増
「shinjuku mount fuji bus」(新宿 富士山 バス)
「shinjuku bus to kawaguchiko」(新宿 バス 河口湖)
「shinjuku bus willer」(新宿 バス ウィラー)
など具体的なキーワードも増えており、新宿など東京エリアから日本各地に旅するタビナカでの小旅行への関心が高くなっており、ニーズも多様化しているのではないかと分析した。

宿泊では、「Ryokan」(旅館)というキーワードが40%増となった。これは「数年前には見られなかった傾向」 として近年の旅館の認知度向上を指摘した。
地域による宿泊施設の関心で違いが表れ始めている。東京では「hotel」(ホテル)、京都では「ryokan」(旅館)、大阪では民泊サービス(Airbnb)の検索ボリュームが目立つ。

日本の観光イベントや名所に関する人気検索キーワード上位6件。
• 青森ねぶた祭(Aomori Nebuta Matsuri) 335%増
• 日本のスキーツアー(Japan Skiing tour)4557%増
• すみだ北斎美術館(Sumida Hokusai Museum) 431%増
• 日本のスノーツアー(Snow tours Japan) 279%増
• レゴランド・ジャパン(Legoland Japan)1495%増
• 相撲(Sumo Wrestling Game)414%増
特に、冬のスキーなどスノーレジャーに対する関心が急上昇しており、内容もより具体的になった。

近年のトレンドとして位置情報を入力せずに検索する「Sushi near me」(ここから近くの 寿司)というキーワードが、日本到着後で257%増と大きく伸びた。「hotel near me」(ここから近くの ホテル)は、173%増(2017 年と 2018 年の第1四半期比較)だったという。
さらに、「(宿泊施設名)today」(今日空いている 宿泊施設)や「Tokyo Tower open 」(東京タワー 営業しているか)などのキーワード検索数も増加の傾向。
今回の分析は、ローマ字で検索されたキーワードで、欧州・北米・南米・アジアの世界の主要な国と地域が対象。
中国は検索データを取得できないため、今回の分析はそれ以外の地域における現状をあらわしている。