コンビニおにぎりがインバウンドに人気  具材イメージ写真と英語表記!

コンビニおにぎり、ひそかに“バイリンガル”になった深いワケ

(ITmediaビジネス 2018年08月09日)
http://www.itmedia.co.jp/business/articles/1808/09/news028.html
コンビニおにぎりがインバウンドに人気だそうだ。
ファミリーマートは7月に「手巻おむすび」のパッケージのラベルに具材の英語表記を入れ、具材のイメージ写真を加えた。また開け方を解説するイラストを底面から左肩の面に変更した。
「ライスボール」として海外でも親しまれるおにぎり。訪日客から「中身が見えなくて選べない」というJICAなどから「英語表記のあるデザインの方が外国人観光客にとって分かりやすい」と要望があったという。
コンビニでもインバウンドを見かけることが多くなったが、”おにぎり人気”と聞き、さらに身直な存在になったと感じる。
【ポイント】
コンビニのおにぎりのパッケージが昔と少し変わっている。最近、各社が「紅しゃけ」なら「Salmon」などと具材の英語表記を表のラベルに盛り込むようになった。文字だけでなく、具材イメージの写真も載せるようになった。
これは、急増している外国人訪日客に配慮した工夫だという。
ファミリーマートは7月に「手巻おむすび」を刷新、パッケージのラベルに具材の英語表記を入れた。「シーチキンマヨネーズ」なら「Tuna Mayo」で「辛子明太子」では「Spicy Cod Roe」とある。
ラベルには具材のイメージ写真も加えた。
JICAなどから「英語表記のあるデザインの方が外国人観光客にとって分かりやすい」と要望があったという。
「ライスボール」として今や海外でも親しまれるおにぎりだが、訪日客からは「中身が見えなくて選べない」という声が上がっていたという。
セブン-イレブンは4月にパッケージのデザインを刷新。食材のイメージ写真はもともと主なおにぎりに入っており、英語表記を新たにラベルに追加した。
ローソンは2015年秋ごろには既に英語表記を導入。17年11月からは海苔を後から巻く「手巻きタイプ」で具材のイメージ画像を載せた。
訪日客が実際にどれだけおにぎりを手に取っているかはPOSシステムでも追跡が難しいが、「訪日客の多い観光地の店舗ほどおむすびは売れているようだ」(ファミリーマート)という。
「地球の歩き方」を出版しているダイヤモンド・ビッグで訪日客向けメディアを手掛ける弓削貴久さんは「訪日客に人気の高い日本のコンビニでおにぎりのラベルに英語表記を加えたのは大正解」と評価する。

おにぎりは、米国などでは食欲をそそらない「黒色」をしていることから昔は敬遠される傾向があった。
日本食が世界中で浸透しつつある今、おにぎりへの抵抗感は海外でも無くなってきたという。
「だからこそ中身を見えやすくすれば訪日客はおにぎりをもっと買うようになるはず」

ファミリーマートが訪日客向けに、開け方を解説するイラストを底面から左肩の面に変更した。
他社では底面に載っていることが多いこのイラスト。日本のコンビニ独特のおにぎりの開け方を知らない外国人が、よりひと目で分かるように配慮したという。