中国人の旅行先トップに日本が返り咲き、ミレニアル世代の旅行消費額は8割増!

中国人の旅行先トップに日本が返り咲き、ミレニアル世代は星付き高級ホテルより地元らしい独立系ホテルを選択、消費額は8割増に
(トラベルボイス 2018年8月13日)
https://www.travelvoice.jp/20180813-116021
中国人の海外旅行経験者で、訪日旅行者が39%と1位。また「歓迎されたと感じた国」で「タイ」を抜いて1位(20%)となったと言う。
ミレニアル世代の旅行感覚は、現代美術館や映画ロケ地めぐり、最先端のトレンド体験、地元ならではの食事、ユニークな体験を楽しむなど、世界標準に近ずいているようだ。
また、ミレニアル世代の旅行消費が昨年から80%増加しているという。
「快適さ」を優先しながら、「インスタ映え」「ユニークな体験」などを求めているようだ。
【ポイント】
中国在住の海外旅行経験者(直近12か月)を対象にしたインタビュー調査「Chinese International Travel Monitor(CITM)」の結果を発表した。

日本を訪れた中国人旅行者は全体の39%で1位、香港2位(37%)を抜いた。
歓迎されたと感じた国でも「タイ」を抜いて1位(20%)となった。
特にミレニアル世代は東京や大阪、京都の主要都市だけでなく、現代美術館や映画ロケ地、野外音楽フェスティバルなどを目的に地方への訪問が増加。アニメ映画「君の名は。」の舞台となった飛騨高山は特に人気。

ミレニアル世代は旅行消費が昨年から80%増加。
最先端のトレンド体験やテクノロジーを活用した宿泊施設、地域ならではの地元の食事やユニークな体験を楽しんでいる。
例えば、星付きの高級ホテルよりも、地元のテイストを打ち出した独立系ホテルを選択するのは55%、ブティックホテルは33%、最先端テクノロジーのホテルは21%が予約をした。
現地体験では、地域の特産料理を経験した人は69%と7割に及び、現地でしか手に入らないアイテムを求めて街を探し回る(43%)人は、高級品を買う(38%)人よりも増えている。

ミレニアル世代に訪日旅行を促すのは、SNSによる拡散。
日本は、最も多くの写真や動画をSNSでシェアする旅行先(17%)になっており、特にWeChat(ウィーチャット)やWeibo(ウェイボー)などは日本での旅行やショッピングで多く活用されているという。
ソフト面に加え、テクノロジーや中国語表記の普及、バイリンガルスタッフの増加、さらにはAlipay(アリペイ)やWeChat Pay(ウィーチャットペイ)など、中国で日常的に使用する電子決済の導入なども、日本の人気や消費額の増加の要因だと見ている。

同調査では、テクノロジーによるサービス分野については、まだ改善の余地があるとも指摘。
モバイル決済の更なる普及をはじめ、中国人旅行者の3分の1は「予約方法はあまり満足のいくものではなかった」とし、現地での交通手配時には「中国語を話すことができるガイドやスタッフの配備の充実」を改善点としてあげているという。