日本の免税店で外国人旅行者は何を買っているのは 化粧品、ウィスキー、そして加熱式たばこ!

日本の免税店で外国人旅行者は何を買っているのか

(Newsweek  2018年09月07日)
https://www.newsweekjapan.jp/nippon/season2/2018/09/220009.php
空港の「デューティーフリー」は、消費税、関税、酒税、たばこ税もが減税されるため利用される方が多い。
ANAのショップでは、昨年比で160%の売上増だそうだ。日本の化粧品とウィスキーが人気という。
異色なのが「加熱式たばこ」で、中国人と日本人の購入が8割を占める。
ただ中国ではリフィルが販売されていない。中国のネットで高値売買されるという実態があるようだ。
「加熱式たばこ」という新しい日本ブランドが登場するのかもしれない。
【ポイント】
2017年の訪日外国人旅行者数は、前年比19.3%増となる約2869万人。旅行消費額も約4兆4161億円。
4兆円超の消費額のうち、最も高い比率を占めるのが、37.1%を占める買物代だ。
また中国人の消費額は約1兆6964億円と40%弱を占める。

免税店の「タックスフリー」(市中免税店・消費税免税店)は、街中で展開し消費税を免税店で、免税対象は事業用ではなく一般消費者として購入した物品が対象で、同店舗で同一日の購入額合計が5000円以上で免税となる。
また「デューティーフリー」は、消費税に加え、関税に酒税、たばこ税までもが減税される免税店であり、「空港型免税店」で、基本的には国際空港の出国エリアに出店される。
なお「空港型市中免税店」という新たな形態の免税店も登場している。三越銀座店の「Japan Duty Free GINZA」やタカシマヤ タイムズスクエア(新宿)の「高島屋免税店 SHILLA&ANA」などだ。
これは街中にして空港型店舗と同様の免税が受けられるが、購入品物は出国時、空港の引き渡しカウンターで受け取るという仕組みだ。

同じ商品を購入するなら免税範囲の広い「デューティーフリー」を選ぶ人が多い。
2018年の4月から7月期では、昨年比で160%の売上増となっていると、成田空港、羽田空港、関西国際空港、沖縄那覇空港でANA DUTY FREE SHOPなど16店舗を運営する全日空商事デューティーフリー(株)はいう。
最近の販売傾向は化粧品やたばこの需要が高くなっている。特に化粧品は、外資ブランドよりも"安全・安心"な日本製品を所望される方が増えている。
ジャパニーズ・ウイスキーも人気を誇る。主にサントリーとニッカのウイスキーが人気を博しており、どちらも仕入れ本数に限りがあります。価格の高いサントリーは贈答品として中国、日本双方のビジネスマンに人気がある。
また、近年の世界的なブームに伴い、「加熱式たばこ」が人気であるという。
ANA DUTY FREE SHOPでの購入者は、中国人と日本人で8割を占める。
「加熱式たばこ」は本体だけを買っても吸えず、たばこカプセル、ヒートスティック、ネオスティックなどリフィルが必要だが、中国では加熱式たばこはいずれも正式には売っていない。そのため、本体を1つにリフィルを2つや、リフィルのみ購入される中国のお客様も多くいる。中国では加熱式たばこIQOS(アイコス)が有名だという。
加熱式たばこがネットでは高値で売買されているという実態があるようだ。

JTは成田空港の出国手続後エリアに加熱式たばこ「プルーム・ショップ成田空港店」をオープン。
国内に17店あるプルーム・ショップで売り上げトップになり、中国人の購買が断トツに多い。
においが少なく、メンテナンスが必要ないこと、そして、味も良いと評価をいただいているとのこと。
「さらなる海外展開を目指すうえで、"世界への窓口"である空港は、訪日外国人のお客様に対する認知度を高めるために重要な拠点です。海外にもプルーム・ブランドを広げていきたい」と説明する。