世界でビジネス旅行市場が力強いプラス成長、支出ランキング1位は中国、日本は4位!

世界でビジネス旅行市場が力強いプラス成長に、支出ランキングで1位は中国、日本は4位で微減 ―GBTAレポート

(トラベルボイス 2018年9月12日)
https://www.travelvoice.jp/20180912-116789
2017年の世界の業務渡航に伴う支出は、前年比5.8%増の1兆3300億ドル(約146兆3000億円)という。
2017年はランキング上位15か国で、過去5年間の平均伸び率を上回った。
1位が中国34万ドル(前年比9.0%増)。2位が米国(3.1%増29万ドル)、3位ドイツ(5.6%増7万ドル)。4位日本(1.6%減6万ドル)。
やはり人口も多く経済活動も活発な中国とアメリカが牽引しているようだ。
【ポイント】
GBTA(グローバルビジネス旅行協会)は、2017年の業務渡航マーケット動向および2022年までの展望をまとめた。

2017年の世界全体での業務渡航に伴う支出(宿泊、航空券、地上交通、食事、エンターテイメント)は、前年比5.8%増の1兆3300億ドル(約146兆3000億円)。
2012年以降は先行き不透明な世界情勢が影響し、マーケットの伸び率は3~5%の範囲内にとどまっていたが、2017年はランキング上位20か国中15か国で、過去5年間の平均伸び率を上回るプラス成長があった。
2017年は、1位が中国で34万6502ドル(前年比9.0%増)。2位が米国(3.1%増の29万2290ドル)、3位ドイツ(5.6%増の7万2070ドル)。日本は4位で6万3798ドル(前年比1.6%減)。
上位15か国中マイナス成長だったのは日本と5位の英国(0.7%減の5万0039ドル)のみ。

2018年もビジネス需要は活発に推移しており、同7.1%増とさらに高い伸び率を予測。
中国マーケットの伸び率が2018年は6.6%、2019年は6.4%、2020年は6.1%と少しずつ鈍化する一方、インドおよびインドネシア市場が急成長すると予測。
今後5年間の年平均成長率は、インドが11.3%、インドネシアが8.7%と推計している。

今後のリスク要因としては、米国における保護主義と、関税引き上げや報復措置の応酬、英国のEU離脱、NAFTA交渉の行方などの動きが、貿易やグローバルビジネス投資に悪影響を及ぼすことを懸念。
世界的な景気上昇に伴う労働力の不足、利率や物価の上昇が、成長鈍化につながる可能性も指摘。
原油コストの上昇。現在のブレント原油価格はバレル当たり75ドルで、2017年12月時点より16%増、1年前と比べると50%以上も値上がりしている。2018年6月、石油輸出国機構(OPEC)および非加盟の石油産出国の会合で、一日当たり100万バレルの石油増産が合意されたが、2018年後半は原油価格が落ち着くことが望ましい。

調査対象は世界73か国の44業種。GBTAでは2009年から同調査を継続している。