地震時の希望は充電場所の情報が最多、「避難指示の誘導あった」は4割未満

北海道地震に遭遇した訪日客に聞き取り調査、地震時の希望は充電場所の情報が最多、「避難指示の誘導あった」は4割未満
(トラベルボイス 2018年9月15日)
https://www.travelvoice.jp/20180915-117691


「北海道胆振東部地震」で困ったことの最多は「停電で情報が得られなかった」(67.0%)、「停電でスマートフォンの充電などが困難だった」(67.0%)だった。地震発生時の希望は「充電ポイントなどを提供してほしい」(50.8%)が最多だという。
関空でも停電のため館内放送が使えず情報の入手が困難だったようだが、スマホで情報を入手する人が最も多い現代、日本語情報を機械翻訳し提供する体制が望まれる。
さらに、スマホの充電ポイントを提供する体制も求められる。


【ポイント】
2018年9月8日と9日、「北海道胆振東部地震」発生時に滞在していた訪日外国人客を対象にした聞き取り調査によると、地震がおさまった後の行動では、「インターネットやSNSでの情報収集や安否確認」が多く、
避難情報などの入手先は、「宿泊先の従業員」(30.3%)、「ツアーコンダクター」(25.4%)、「日本にいる外国人のSNSなどの書き込み」(23.2%)、「母国のウェブサイト」(22.7%)が多かった。
発生時間が午前3時の深夜だったことや、停電になったことから、宿泊先の従業員やツアーコンダクターへの確認が多かった。

地震発生時に困ったことは、「停電」に関する項目が目立ったが、「コンビニやスーパーでの物資不足」(46.5%)も多い。
交通機関の混乱で「日程が狂い多額の負担が生じた」(37.3%)、「言葉が分からずどこに行けばよいかわからなかった」(29.2%)など、今後の旅程変更や言語が分からないことへの不安も多く上がった。

地震発生時に希望することは、「充電ポイントなどの提供」(50.8%)、「インフォメーションセンターの充実」(42.2%)、「母国語のマニュアルの配布」(38.4%)など。

滞在中の宿泊施設で「避難指示の誘導」は、「あった」は38.1%、また「その内容が理解できた」は25.8%だった。
宿泊施設の到着時に避難に関する事前説明は、「なかった」が67.5%、「説明があった」は19.6%だった。

今後の訪日意向については、今回の地震を経験した上で73.5%が肯定的に捉えている。
母国で地震について話す場合、「地震の揺れの大きさや恐怖感」「停電で困ったこと」(各44.3%)と多かったが、「大災害なのに大きな混乱がなかったこと」(41.6%)、「日本人の対応の素晴らしさ」(40.5%)なども回答にあがった。
地震発生時に希望することは、「充電ポイントなどを提供してほしい」(50.8%)