日本のキャッシュレス化が進み始めた!

日本のキャッシュレス化が残念な3つの理由

(東洋経済オンライン 2018/11/16)
https://toyokeizai.net/articles/-/248839
ロイヤルホストに「現金が使えない」店舗が実験的だが出現している。
ローソンスでは、商品バーコードをスマホで読み込み、スマホ操作で支払いを済ませるアプリもでてきた。
まだ実験段階と見た方がよく、全商品が対象になっていないことや、利用できる決済も限られるという。
また、万引きを疑われないかと心配する心理的な壁もあるようだが、急速にキャッシュレス化が進みそうだ。
海外旅行で、現地通貨を扱うのは本当に不便で、訪日客がQRコード決済を求めることも理解できる。
【ポイント】
海外旅行に行き、現地通貨をキャッシュで扱うのは本当に不便です。
海外からの観光客が現金を使わずに済むようにするのも、日本にとって当然避けては通れない道です。
日本でキャッシュレスといえば、コンビニや大手チェーンのレジで交通系カードやスマホで決済する程度で、中国のQRコード決済などに比べると、日本はキャッシュレス後進国と言える。

ファミレスのロイヤルホストは、昨年11月以降に開店した2店舗は「現金が使えない」実験的な店舗です。
「GATHERING TABLE PANTRY」は、テーブルのタブレットで注文すると、食事がテーブルまで運ばれてきます。食べ終わって決済ボタンを押すと、スタッフがモバイル決済端末を持ってテーブルに来て、座席でクレジットカードや電子マネーで支払うシステムです。
「現金決済できない」と知ると、入店をあきらめる客もいる反面、「現金お断りはむしろ歓迎!」として入店したお客さんもいました。
「大江戸てんや」は、入店すると、注文をするためのタブレットが置かれたレーンに並び、タブレットで料理を選んだ後、隣の決済用タブレットのレーンに並び直し、店員さんにクレジットカードなどを渡して決済する流れです。
支払いを済ませ、渡された番号札を手に着席。自分の番号が表示されたら、商品を取りに行きます。
キャッシュレス化は、小銭を用意したり現金を使う煩わしさを解消します。お客さんも簡単に決済できるほうが反応もよかったようです。
「ローソン JEBL秋葉原スクエア店」は、スマートフォンにダウンロードしたローソン公式アプリを使って、レジを通さず決済できる「ローソンスマホペイ」で支払いができます。
ローソンスマホペイは、商品のバーコードをスマートフォンのカメラで読み込み、手元の操作で支払いを済ませるだけです。レジの行列に並ばずアプリ操作で支払いできるのがとても便利です。
店舗によって支払える商品が違う。決済はApple Pay、楽天ペイ、クレジットカードを選べるようです。
アップルストアでは、Apple Storeアプリのセルフチェックアウト(Easy Pay)を使って支払える。
ただ、「万引きに間違えられないかハラハラする(これを俗に万引きエクスペリエンス=体験と言うそうです)」します。セルフチェックで商品を持って店を出ようとしたら、警備員に呼び止められないかと心配になる。
電子レシートが手元に残るため、呼び止められたら控えを見せれば済む話ですが、疑われ防止と利便性のバランスは難しい。

キャッシュレス化の課題
① レジや店員さんを通さずに決済できる仕組みが、まだ完全には普及していない。
② 自己完結で決済できても、万引きを疑われたりする心配がある。
③ 一部の商品が買えなかったり、通常のレジなら使えるサービスが使えなかったり、店ごとにアプリが異なる場合があり、操作や管理が面倒。
電子決済導入店舗は増えていでしょうが、便利でストレスのない決済手段が採用されると、嬉しいかぎりです。