地方の外国人の延べ宿泊者数が前年比1.5倍以上 中国人観光客が地方に行く理由!

地方の観光地が熱い! なぜ中国人観光客は「青森」や「佐賀」に行くのか?=中国メディア

(SearChina   2019-03-14)
中国人観光客が地方に行くのは、数次ビザを持つ中国人は、メジャーな観光スポットに行った後は、新しい体験を求めて他の場所へ行くという。
都市部にリピータが増えているのは間違いないが、青森・佐賀・大分・福島・秋田・岡山・熊本・鹿児島の、外国人延べ宿泊者数が前年比1.5倍以上に急増した。全国平均1.15倍というから大きい。
LCCも地方空港への直行便を運行しており、このような観光スタイルが続くのかもしれない。
【ポイント】
2018年、外国人の延べ宿泊者数は8859万人泊で、最高値となった。
地方部のシェアが前年に引き続き4割を上回った。
中国の情報サイト・日本通は「なぜ中国人観光客は青森県や佐賀県に行くのか?」の記事を掲載した。
かつて日本を訪れる中国人観光客の大多数は、東京・京都・大阪などの人気スポットに行っていた。
しかしここ数年、訪日外国人観光客の約30%を占める中国人にとって、青森県や佐賀県が注目の観光地となっている。
2017年、青森・佐賀・大分・福島・秋田・岡山・熊本・鹿児島の各県で、外国人の延べ宿泊者数が前年比1.5倍以上に急増した(全国平均1.15倍、東京1.10倍)。
2018年のデータでも、青森県は前年比1.46倍という高い伸び率を維持した。

なぜこのような現象が起こっているのだろうか? 
記事は「観光ビザ」が一つの要因だと指摘する。日本の観光ビザを取るには事前申請が必要で、数次ビザの場合、有効期間は経済力に応じて3年から5年。「一定期間内であれば再申請の必要がないため、中国人は何度も日本旅行に行こうとする」として、メジャーな観光スポットに行った後は、新しい体験を求めて他の場所へ行くのだと分析した。
日本は2017年5月に「東北3県(岩手・宮城・福島)数次ビザ」の対象地を「東北六県(青森・岩手・宮城・秋田・山形・福島)」に拡大しており、1回目の訪日から東北に滞在する観光客も増加したと考えられる。

中国のLCCが「上海-佐賀」や「天津-青森」の直航便を売り出して交通が便利になったことや、青森をはじめとする日本の地方部でも中国人向けモバイル決済が普及してきた。
各県が「微博(ウェイボ)」など中国SNSで公式アカウントを開設し、熱心に情報発信を行っている。

越境ECが発達した現在、中国人観光客はもはや「爆買い」ではなく、純粋な旅行目的で日本を訪れるようになっている。
旅行先としての魅力がさらに広まれば、地方部の外国人宿泊者数シェアが三大都市圏を追い抜く日も近いかもしれない。