米国のタビナカ市場3.7兆円、欧州では4割が旅行前にタビナカ体験を検討!

海外タビナカ市場の最新トレンドは? 米国では3.7兆円市場、欧州では4割が旅行前に検討開始

(トラベルボイス 2019年4月10日)
欧州の旅行者が、タビナカ体験のネット事前予約をおこなうのは30%未満、対面チケット窓口(22%)、旅行代理店(10%)、ホテルのコンシェルジュ(7%)だという。
タビナカ体験の予約タイミングは「旅行の1週間前から前日」(36%)、現地到着日に検討(18%)、当日予約(3割)といい、理由は「現地に到着するまで何をするか決定したくない」「何が予約できるかわからない」旅行者が多い。認知度向上が鍵を握る。
【ポイント】
オンライン旅行代理店(OTA)やマーケティング担当者などに向け発表された、欧州でのタビナカ予約をテーマとするレポートによると、「オンラインプレゼンス」「モバイルフレンドリー」「事前予約フローの提供」がキーになると分析した。

欧州の旅行者がタビナカ体験の検索は、パソコン(34%)、モバイルデバイス(14%)、家族や友人からのクチコミ(12%)の順。クチコミやガイドブックは年配者や長距離旅行者に重視される傾向がみられる一方、35歳以下の層はモバイルの活用が最多となった。
フランス、ドイツ、英国の主要3市場で比較すると、オンラインの利用は英国が最も多く、55%がPCやモバイルを利用。ドイツ(48%)やフランス(42%)は半数に満たない結果となっている。
検討時の利用サービスは「グーグル」(56%)「トリップアドバイザー」(38%)が群を抜き、ツアー&アクティビティ関連サイトの利用が20%、OTAサイトが19%、旅行先の情報サイトが18%と続く。

旅行者のうち、実際にモバイルやPCでタビナカ体験の事前予約をおこなう割合は30%未満で、対面によるチケット窓口(22%)、旅行代理店(10%)、ホテルのコンシェルジュ(7%)など購入状況は多様だった。
ツアー&アクティビティ運営者による「オンラインプレゼンス(オンライン上での存在感)」が十分発揮されていないと示唆。特に18~34歳の若年層層に向け、宿泊や航空券と同様にタビナカ体験のモバイル予約を可能にすることが最重要課題だと説明した。
旅行者がタビナカ体験を予約するタイミングは、検討の開始は「旅行の1週間前から前日まで」(44%)、検討と同時に予約を行う割合は36%、現地到着日に検討する割合は18%、当日予約をおこなう人も3割程度存在する。
理由は、「現地に到着するまで何をするか決定したくない」、「現地に到着するまで、何が予約できるかわからない」旅行者も多い。事業者側は、旅行者が計画段階で利用しやすい「事前予約の導線」を提供することが必要だとしている。

旅行調査事業を展開するフォーカスライトは、米国でのタビナカでの現地体験市場規模が旅行総予約の8%を占める340億ドル(約3兆7400億円)に至ると推計。
タビナカ分野が航空、宿泊に続く第3のマーケットになると分析した。