インスタグラムの活用が観光・旅行業界に広がっている ストーリーズや縦型動画がツボ!

フェイスブックが観光・旅行業界向けにインスタグラム活用術を公開、ストーリーズや縦型動画を使った広告展開のコツを聞いてきた

(トラベルボイス 2019年5月8日)
https://www.travelvoice.jp/20190508-130067
 
 
インスタグラムのアカウント数は、2018年9月2900万で伸び続けている。
JNTOのインスタグラムのフォロワー数は約29万人。投稿数は約68万件。タビマエの認知拡大、タビナカの満足度の向上、タビアトのシェア誘発に貢献しているという。
企業の広告効果も高く、アンケートへの回答率も高いそうだ。
 
 
【ポイント】
インスタグラムの2018年9月のアカウント数は2900万で、現在も毎月伸び続けており、日本人がハッシュタグ検索する回数は世界平均の3倍だという。
新しい商品やサービスの検索で83%、商品やサービスの確認で81%、購入決定で80%となっている。

インスタグラムは2018年6月に縦型動画サービス「IGTV」をリリースした。これにより、スマホを縦にしたままで視聴することができるようになった。
2016年8月に登場した最長15秒の動画「ストーリーズ」は基本的に24時間で消えることから、その気軽さが利用者の70%、登場以来2年間で投稿数は20倍に拡大した。
 
インスタグラム上での広告はユーザーの関心は高く、ユーザーは若い女性が多いイメージだが、43%は男性だという。
フェイスブックと同じシステムで広告配信が可能なことから、高い精度でターゲット層にリーチできるとした。
 
ストーリーズでの広告はフォロワーに表示され、ターゲットや期間設定も可能。
Airbnbの「体験」のブランディングでは、広告想起のリフトは13ポイント、25〜34歳におけるAirbnbの旅行体験予約プラットフォームとしての認知リフトは5ポイントになったという。
旅行比較サイトのカヤックでは、短尺ビデオを活用することで、静止画と比較した場合のインクリメンタル検索者あたりのコスト削減率は39%、制作費の削減は50%、リーチした人数は210万人となり、効率的な旅行者獲得につながった。
ストーリーズ広告は、ユーザーに対して二択で質問することも可能とにな
った。
日本政府観光局(JNTO)は2017年10月に本部アカウント(@visitjapan.jp)を開設。現在のフォロワー数は約29万人。#visitjapanjpの投稿数は約68万件に達しているという。
主にタビマエの認知拡大と興味喚起、タビナカの快適度や満足度の向上、タビアトのシェア誘発している。
JNTOはユーザーが作成したコンテンツを活用しているが、「旅行者目線」を掲載の大前提としているという。
人気投稿の特徴として、日本らしさがある美しい景観で、奥行きがある写真、彩度が高い写真に対するリアクションがいいという。
コト消費の傾向から体験がイメージできるものもコメントが多く集まる傾向にある。

広告展開では、複数の画像を出向してクリエイティブテストを実施し、ターゲットに好まれる画像傾向を分析している。
北海道の画像を投稿し、コメントを促すオーガニックキャンペーンを行った結果、単純に画像の感想ではなく、紹介した場所に言及するコメントが多く寄せられた。
インバウンド旅行でインスタグラムが果たす役割は年々強まっている。
2017年の訪日外国人約2,800万人のうち旅行の計画や実施にインスタグラムが関わっていた割合は約9%。その経済効果は約3,747億円と推定される。

定期的に旅行をする人のうち「休暇の計画を立てる際にインスタグラムを使う」と回答した割合は46%、「インスタグラムはあまり知られていない旅行先や体験の情報源だ」と回答した割合は51%に達した。
 
中小企業では、43%が「インスタグラムの投稿がきっかけで国外顧客が訪れたことがある」と回答。「インスタグラムはウェブサイトではできない方法で役立っている」と回答した割合は56%となった。

この調査は、訪日観光客数の上位20市場の一般アカウントユーザー3,023人と中小企業アカウントユーザー500人を対象とし、オンラインでインタビューしたもの。