米国人旅行者が求める少人数ツアー、今後、「タビナカ」需要の高まりを期待!

タビナカ業界が急成長した理由とは? 米国人旅行者が求める旅から「旅行の未来」を展望する調査レポート公開 【外電】

(トラベルボイス 2019年6月5日)
 
 
米国人旅行者の8割以上が、プライベートツアーや少人数グループツアーや体験を望んでいると回答した。
しかし、少人数ツアーが少ないことと、価格が高いことから、旅行者の意向と実際の行動の間のギャップがあるといい、個人旅行にターゲットを絞ったタビナカ需要は高まると予想される。
 
 
【ポイント】
タビナカ業界に特化したイベントや調査などを展開するArival(アライバル)社が調査レポートによると、米国人旅行者たちは、今後、より小規模で親密なツアー体験を強く望んでいる。
8割以上が、プライベートツアーや10名以下の少人数グループツアーを好むと回答した。
旅行者の半数以上がこれまでに大人数グループのツアーに参加しているが、今後も大人数でのツアーに参加したいと答えたのは17%だった。
 
旅行者の意向と実際の行動の間のギャップは、実際に利用できる少人数グループツアーが不足していることと、少人数グループ体験の価格が高いことだ。
旅行者の願望と実際の行動の間の溝を縮めることは、タビナカ業界にとって大きなチャンスを意味する。少人数グループツアーを望む旅行者がますます増える一方で、業界は供給面でも適切な価格面でも需要に応えられていない。
 
旅行業界は二つのルネッサンスを推し進めている。
1つ目は、観光産業における「ツアー」の本質を再定義して、旅行者を惹きつけている新たなツアー会社やコンセプト、体験の出現。2つ目は、格安航空会社やオンライン旅行代理店(OTA)、セルフ方式の予約アプリやモバイル旅行ガイドによって促進された、個人旅行の急速な拡大だ。

タビナカ業界では、パッケージ化されていない旅行プランにデイツアーを追加したい個人旅行者の需要に対応してきた。
そのニーズはどんどん増えている。例えば、グルメツアーや地ビール醸造所体験から、自転車やeバイク、セグウェイ、スクーターでのツアーがある。
昔ながらの観光地を新たな方法で探検するツアー、特定のテーマに知見を持つ専門家ガイドや博士が同行するツアーまで、旅行の可能性は急速に拡大してきた。
タビナカ業界では、旅行者の満足度にフォーカスした議論が重要となってきた。観光業界全体として以前より多くのオプションを提供するようになった一方で、旅行者のニーズに実際に応えているかどうかは、今のところまだ明らかになっていない。
本レポートは、米国人旅行者1000人を対象とした調査に基づく。