2018年の訪日外国人の旅行消費指標、宿泊・飲食代が消費額の上昇をけん引 ー経産省

 

経産省、訪日外国人の旅行消費動向を指標化、宿泊・飲食代が消費額の上昇維持をけん引

(トラベルボイス 2019年7月31日)
 
 
経産省の2018年の「訪日外国人消費指数」によると、旅行消費額は4.5兆円(2.3%増)で過去最高だったが、1人当たりの旅行支出額は15万3029円(0.6%)となった。
費目別では、買物代の消費指数は11.9%減と低下。宿泊料金の指数は11.6%増。食費の指数は16.1%増となり、訪日外国人消費の最大ボリュームである買物代に迫る勢いだという。
 
【ポイント】
経済産業省は、「2018年の訪日外国人消費指数の動き」を発表した。訪日外国人の消費金額について、訪日外国人消費動向調査や訪日外客数、消費者物価指数などを用い、費目別の旅行消費の動向を指標化したもの。

2018年の訪日外国人による旅行消費額(前年比2.3%増の4.5兆円)は過去最高となったが、1人当たりの旅行支出額は0.6%減の15万3029円と微減となった。
これを訪日外国人消費指数でみると、指数値は前年比9.1%増の382.5となり、7年連続で上昇。
日本国内の個人サービス活動の前年比1.0%増に対し、訪日外国人消費指数は0.11%ポイントの上昇となった。

宿泊料金、飲食費、交通費、娯楽サービス費の消費指数はいずれも過去最高値を更新したが、買物代は低下。
全体の前年比9.1%増への貢献度では、飲食費が5.2%ポイント、宿泊料金が3.7%ポイントの寄与となり、買物代に代わって訪日外国人の消費金額の上昇を維持する存在となった。
 
買物代の消費指数値は462.5で、前年比11.9%減と2年ぶりに低下。国内の小売業に占める割合は1.2%だった。
宿泊料金の指数値は329.3で前年比11.6%増。国内の宿泊業活動に占める割合は21.1%と2割を超えた。
食費指数は444.5で前年比16.1%増となり、訪日外国人消費の最大ボリュームである買物代に迫る勢いで上昇。
国内の飲食店・飲食サービス業活動に占める割合は7.0%だった。