『大阪、関西万博は未来社会をデザインする都市実験』(講演要旨)

8月21日、大阪商工会議所で開催された『大阪、関西万博は未来社会をデザインする都市実験』というシンポジウムに参加しました!


期待半分、あまり期待し過ぎない気持ち半分で参加しましたが、満足いたしました。
大阪商工会議所の尾崎会頭のお話では、募集開始から2週間で800人の申し込みとか…
万博に期待される方が多いことを改めて実感しました。
日本は、世界で一番最初に超高齢化社会を迎え、世界も今後、超高齢化社会を迎える中で日本が注目されている。万博でヘルスケアデータを集めて課題解決につなげることが大切。万博のレガシーにつながるとの話が腑に落ちました。
(表現は発言とは違う編集になっています)
【ポイント】
一般社団法人日本国際博覧会協会の事務総長 石毛博行氏の挨拶
・時代の変化 (70年大阪万博との比較)
 大阪万博は、経済発展・成長や工業社会の未来を示すピークの時に開催された。
・人口構成の変化 → 少子高齢化時代へ
 日本の人口は2011年以降、毎年減少。昨年1年で過去最大の43.3万人減少
 65歳以上の高齢者1970年7.1% → 2018年28.1%
 日本は世界でナンバーワンの超高齢化国
・万博のテーマ「いのち輝く未来社会のデザイン」
 当初のテーマは”健康””長寿”であったが、これは先進国のイメージがあり、”いのち輝く”がテーマになって発展途上国まで広がりを持ち、本当にで良かった
 ”いのち輝く”とは、”いのち、生きる、生き抜く”ということ
 ”いのち”の誕生から38億年。生命は利他的。
・今後のスケジュール
 秋頃:日本国際博覧会協会が一般社団法人から公益社団法人に移行
 12月:登録申請書の提出(具体的な計画の申請)
 春頃:ロゴマーク策定
 6月:BIE総会(登録申請書の承認)
 秋頃:基本計画策定
 10月:ドバイ博(登録博)翌年4月まで
・2025年万博のキーワード
 ”中小企業””若者””おもろい”
・万博が目指す姿 〜「次の時代」を作るきっかけに〜
 「モノを見せる場」から「コトを感じる場」に
 「観る」万博から「参加し、共に創る」万博に
 「いのち輝く未来社会」の実現に向け、世の中を変える動きを作り出すような新しい万博を
【ショートプレゼン・パネルディスカッション】
大阪大学大学院 医学系研究科 教授  森下竜一
 日本政府館として、先端医療のショーケースの設置を提案
建築家 noizパートナー  豊田啓介
 万博会場に、未来仕様の都市設計とインフラ整備を提案
(株)エクサウィザーズ 代表取締役  石山 洸
 万博を活かし、AIを活用した新ビジネスを提案
(発言のキーワード)
・日本は、世界で一番最初に超高齢化社会を迎え、世界も超高齢化社会を迎える中で注目されている。
・「10歳若返りのパビリオン」を考えている。
・万博の入場者数3000万人のヘルスケアデータが万博最大の価値。万博でできたものを活用して超高齢化社会を生き抜く。万博レガシーの最大のもの。
・「AI×介護」、アップルウォッチを着けていれば心筋梗塞がわかる時代。日本では認可が必要なので現在は使えない。規制緩和してデータを集め、解析したい。
万博で取ったヘルスケアデータがレガシーにつながる。
・万博は、2025年に何ができるかではなく、その先、2030年に何ができるかの実験舞台。
・今、何もない夢洲だから、土木的にも、AIもシームレスにつなげることを考えていくところに意義がある。
・大阪府市は健康意識が低い。全国で43位。この健康意識を改革する必要がある。
・万博は”行って楽しい”場にしなければならない。
 Aiが進むほどリアルが大切になる。AIの先にあるリアルが大切。
・eパビリオン、入場料500円で、世界中から1億人が体験するようなことを考えたい。
・入場者数も身体の入場者だけではない。バーチャル参加もある。
・次の万博は”パビリオン展示ではない”。”テーマごとに参加者が集う”形のほうが良い。
・皆んなに参加してもらって、テーマを出してもらって、課題解決する。
・芭蕉の俳句「古池や 蛙飛び込む 水の音」の古池は本当は無かった。後世の人が古池を作った。フィクションが作るノンフィクション。
・企業から「こんな技術があるが使えないか」と提案してほしい。勝手連的に進めることができれば素晴らしい。大阪商工会議所が先頭に立ってほしい。