中国人の「消費税引き上げ」「店頭品の販売」「不良品」についての意識!

京都市観光協会職員による中国人の習慣コラム

(京都観光MICE NEWSletter  2019年10月2日)
中国人にとって、日本の「消費税引き上げ」は、免税手続きすると消費税10%分が還元されるため、さらに免税ニーズが高まるといいます。
中国人は、店頭品は触ることができるサンプルと思っており、店頭品は触り、衣類は試着してから新品を購入するのが一般的だそうです。「不良品」については、本人が確認を怠ったからだという意識があります。
国による文化の違いは大きいようです。
【ポイント】
「消費税引き上げ」
10月1日から国慶節休暇がはじまり、京都にも多くの中国人観光客が来訪しております。
消費税が8%から10%に上がったところですが、外国人観光客の視点でみますと、免税メリットがアップするという側面もあります。
合計5,000円を超える買物の場合、免税手続きすると、消費税10%分が還元されるため、これまで以上に免税ニーズが高まることが予想されます。

「店頭品の販売について」
中国人は、店頭品は誰でも触ることができるので、サンプルと思っています。
中国では店頭品を触って、衣類は試着してから新品を購入するのが一般的です。
また中国では、店頭品は値引きをして販売されることが多いため、店頭に1点しかない商品は、割引やおまけをして販売すると、より納得して買ってくれると思います。

「中国人の不良品返品について」
購入商品に不良品があった場合、検品ができていないお店側にも責任がありますが、中国人は、不良品については、本人が確認を怠ったからだという意識があります。
そのため、中国人は、悪気なく購入する前に自分の目で、あるいは触って商品を確かめる傾向があります。お客様と一緒に商品の中身を確かめてあげれば、より安心して買い物してくれると思います。

〜当コラムは、山東省青島市出身の京都市観光協会職員・仲の見解です〜
(8月の京都市の外国人宿泊状況)

8月の58ホテルにおける外国人比率は、前年同月を1.2ポイント上回る47.8%と、8月としての最高値を更新。中国が42.7%と前年同月を8.2ポイント上回り、8月としての最高値。

韓国は、日本全体が前年同月比48.0%減ですが、京都58ホテルは同37.8%減でした。
しかし京都は韓国市場のシェアは相対的に低く、日本全体が昨年8月の23.0%から10.8ポイントダウンの12.2%と大きく減少したのに対し、京都58ホテルは3.3%から1.5ポイントダウンの1.8%と、影響は限定的といえる。