2019年の訪日外国人数は2.2%増3188万人、旅行消費額は6.5%増4.8兆円!

【図解】2019年の訪日外国人数は2.2%増の3188万人、旅行消費額は6.5%増の4.8兆円に(直近10年の推移グラフ付き)

(トラベルボイス 2020年1月17日)
2019年12月の訪日外国人数は252万6400人(4.0%減)で、3か月連続で前年割れとなり、年間の訪日外国人数は、3188万2100人(2.2%増)にとどまった。
理由は、韓国の訪日客の減少とされているが、踊り場として、訪日観光の大きな転換点を迎えていると見なければならない。
旅行消費額は4兆8113億円(前年比6.5%増)。一人当たりの旅行支出も15万8000円(3.5%増)と増加基調にあるので、さらなる魅力ある商品の開発も必要なようだ。
【ポイント】
2019年年間の訪日外国人数(推計値)は、前年比2.2%増の3188万2100人だった。
韓国を除く19市場で過去最高を記録。中国が14.5%増の959万4300万人となり、全市場で初めて900万人を突破したが、韓国が25.9%減の558万4600人で前年から約200万人減少した。韓国は12月単月も63.6%減の24万8000人で、回復の兆しは見えなかった。

ラグビーW杯日本大会を契機に大幅に増加した欧米豪市場は、年間を通じても好調な伸びで推移。特に3チームが参加した英国は9月と10月に80%増となり、年間でも27.0%増の42万4200人で初めて40万人を上回った。

東南アジア市場も新規就航や増便の追い風で、特に後半にかけて伸長。なかでも、フィリピンは21.7%増の61万3100人、ベトナムは27.3%増の49万5100人となった。

2019年12月の訪日外国人数は、4.0%減の252万6400人で、3か月連続で前年割れとなった。
JNTOでは6割減となった韓国の減速が、訪日外客数全体でも前年を下回った要因だとしている。


2019年の訪日外国人旅行消費額(速報・推計)は、前年比6.5%増の4兆8113億円。一人当たりの旅行支出も3.5%増の15万8000円に増加した。ただし、一人当たりの旅行支出を市場別で見ると、増加したのはフランス(10.1%増の23万7648円)、英国(9.3%増の24万1530円)、タイ(5.2%増の13万912円)の8市場のみ。中国をはじめ、訪日旅行者数の多い市場では、一人当たりの旅行支出は減少傾向となった。