京都の飲食店、観光客と市民が半々 観光客の2割が外国人!

京都国際観光レストラン協会 会員実態調査結果について

(京都観光MICEニュースレター 2020年2月14日)
京都国際観光レストラン協会の会員店舗(京料理、和食、洋食・中華)における調査の結果が素晴らしい…
来店者数に占める割合は、観光客48.2%、京都市民51.8%。外国人が20.3%で、欧米豪48.4%、アジア51.6%。
客単価は、5千円〜1万円が多いが、老舗料亭等が会員に多く平均10,037円。外国人客の方が1.5%程度消費額が高い。
キャッシュレス決済店舗は96.4%。キャッシュレス決済利用率は日本人客46.5%、外国人客67.8%。
英語メニュー対応80.4%、スタッフの英語対応率75.0%とインバウンド対応が進んでいる。
 
【ポイント】
目的
京都国際観光レストラン協会は、京都の料理業界の発展や国際観光振興を目的に、東京オリンピック(第1回)を翌年に控えた昭和38年に設立して以降、外国人観光客に対する飲食店情報の発信や、観光オフシーズンにおける食のキャンペーン事業(京都レストランウインタースペシャル、京都レストランサマースペシャル)などに取り組み、今年で発足56年を迎える。
本調査は、当協会会員店舗における外国人観光客等の受入実態や課題等を把握し、当協会のみならず、京都観光全般
における今後の取組を実施するための指針として実施したものである。
調査結果のポイント
※ 約半数が観光客による来店。外国人割合は全体の約2割、そのうち欧米豪が半数
• 来店者数に占める観光客の割合は48.2%と、市民と観光客がおおむね半々を占めている。<2-2>
• 来店者数に占める外国人割合は20.3%で、そのうちエリア別では、欧米豪48.4%、アジア51.6%。<2-3><2-4>
• 老舗料亭等が会員に多いこともあり、平均客単価は10,037円。<2-5>
・日本人客よりも外国人客の方が1.5%程度消費額が高い。<2-6>
※ キャッシュレス決済利用率は、日本人客約5割に対し、外国人客は約7割
• キャッシュレス決済に対応している店舗の割合は96.4%。
・キャッシュレス決済利用率は、日本人客46.5%、外国人客67.8% <3-1><3-2>
• 80.4%の店舗が英語メニューに対応しており、スタッフによる英語対応率も75.0%と、インバウンド対応が進んでいる。
※ 概ね月1回程度、ノーショウが発生
• 予約を受けながらキャンセルの連絡なく来店がない、いわゆる「ノーショウ」が、年間15.8件(概ね月に1回程度)発生。そのうち13.7件(87.0%)が外国人客によるもの。<3-5>
 
※ 課題は、従業員採用、閑散期集客など
• インバウンド対応の課題は、「言葉の問題」「文化の違い」「不可食材」など。<4>
・全般的な経営課題としては、「従業員の採用(応募がない)」を挙げる店舗が顕著で、閑散期をはじめ、日本人・外国人の更なる「集客」を望む声も寄せられた。<5><6>
(1)調査対象  
京都国際観光レストラン協会会員  83店舗(令和元年10月現在)※別紙参照
参考:京都国際観光レストラン協会公式サイト
(2)調査内容  
外国人スタッフ数、外国人利用割合、客単価、キャッシュレス対応状況、キャンセル対応等
(3)調査方法
郵送による文書調査(実施期間:令和元年10月29日~11月18日)
(4)有効回答数
56店舗(回答率 67.5%)
京料理    27店舗(48.2%)
その他和食  17店舗(30.4%) ※そば、寿司、豆腐、ステーキ、すきやき、うなぎなど
洋食・中華  12店舗(21.4%)